【8月26日 AFP】韓国消防防災庁は26日、同国南部が豪雨に見舞われ、これまでに5人が死亡、5人が行方不明となっていると発表した。

 同庁によると、昌原(Changwon)では25日、鉄砲水によってバスが増水した川に流され、1人が死亡。さらに運転手を含む4人が行方不明となっている。

 また韓国第2の都市・釜山(Busan)でも豪雨により4人が死亡。うち2人は、水が流れ込んだ地下道を車で走行中に身動きがとれなくなり水死した。さらに、浸水した建物の地下に電気系統の点検に向かった男性技師が行方不明となっている。

 また釜山近くの機張(Gijang)郡にある原子力発電所が、冷却施設の浸水のため稼働を停止した。さらに釜山の地下鉄は数時間にわたり運転を見合わせた。(c)AFP