インドネシア在住のパンダ「フーチュン」 初の赤ちゃん誕生
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【12月8日 CGTN Japanese】インドネシアに8年間暮らしている中国のジャイアントパンダ「湖春(フーチュン)」が11月27日午後5時31分、初めての赤ちゃんを出産しました。両国のジャイアントパンダ専門家による細心のケアと看護の下、「フーチュン」と誕生した雄の赤ちゃんの健康状況は良好で、状態は安定しています。
中国ジャイアントパンダ保護研究センターは11月18日、繁殖業務指導グループを設立し、24時間交代でオンライン指導を実施し、「フーチュン」の安全で順調な出産を全面的に支援しました。同センターの育児専門家は30日、「フーチュン」が飼育されているインドネシア西ジャワ州ボゴールにあるタマンサファリ・インドネシア・ボゴールに到着し、育児作業に取り組みました。
インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は4日、「フーチュン」の子どもに「サトリオ・ウィラタマ(通称リオ)」と名付けました。インドネシア語で騎士、英雄を意味します。
2017年9月、当時7歳だったパンダ「フーチュン」と「彩陶(ツァイタオ)」は、インドネシアのタマンサファリへ渡り、10年間のパンダ保護国際協力が展開されました。2頭のパンダはインドネシアに滞在して以来、現地の人々に愛され、両国民の民間友好交流の促進と相互理解の深化に積極的に貢献してきました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News