シナーがパリ・マスターズ初制覇、世界ランク1位奪還
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【11月3日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズは2日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのヤニック・シナー(イタリア)が6-4、7-6(7/4)で第9シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)を下して初優勝を飾り、世界ランキング1位奪還を決めた。
現世界1位のカルロス・アルカラス(スペイン)が早期敗退する中、四大大会(グランドスラム)で通算4度の優勝を誇るシナーは大会初制覇を果たしたことで、3日に更新される最新ランキングで再び頂点に立つことになる。
昨年6月に初めて世界ランク1位を獲得した後、今年9月の全米オープン決勝でアルカラスに敗れるまで65週間その座を守ったシナーは、再浮上について「もちろんうれしい」と語った。
また、昨年10月の上海マスターズ以来となるマスターズ1000大会制覇については、「どのタイトルもそれぞれ特別。状況はそれぞれ異なる。週を通して素晴らしいと感じるものもあれば、少し苦労するものもある」と語った。(c)AFP