【9月20日 AFP】ノルウェー王室は19日、肺線維症を患うメッテ・マリット皇太子妃(52)が、治療のため10月の公務をキャンセルすると発表した。

皇太子妃は2018年10月、肺線維症という希少疾患と診断されたことを発表した。

王室は19日の声明で、皇太子妃は「10月からノルウェーで1か月間、肺疾患の治療を受ける」と述べた。

その結果、10月中の公務は、10月23日のノルウェー国会議員らとの夕食会を除き、キャンセルになったという。

皇太子妃は11月から公務に復帰する予定。

皇太子妃が2001年にホーコン皇太子と結婚する前に交際していた男性との間に生まれた息子のマリウス・ボルグ・ホイビー被告(28)が4人の女性に対するレイプの罪で起訴されたことで、皇太子妃はここ数か月、ノルウェーのメディアに大きく取り上げられている。

ホイビー被告の公判は来年2月に始まる予定で、10年以下の拘禁刑を科される可能性がある。(c)AFP