【8月24日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップは23日、第2節が各地で行われ、アルゼンチンが29-23でニュージーランドを下し、母国での直接対決初白星を飾った。

ブエノスアイレスでの一戦でアルゼンチンは規律ある戦いぶりを見せると、トライ数では2本対3本で劣勢だったものの、途中出場したFHサンティアゴ・カレーラスが3本のペナルティーゴール(PG)を蹴り込み、前週敗れた借りを返した。

アルゼンチンは、ホームでのオールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)戦で1985年に引き分けた以外は14回敗北を喫していたが、通算16度目の対戦にして勝利を手にした。

世界ランキング7位のロス・プーマス(アルゼンチン代表の愛称)はすべての面で相手を抑え込んでおり、勝利にふさわしい内容だった。ニュージーランドは3枚のイエローカードが響き、特に前半の終盤は13人での戦いを余儀なくされた。

それでもダミアン・マッケンジーの終盤のPGが決まりボーナスポイントを獲得したニュージーランドは、2節終了時点で首位に立っている。

同日行われたケープタウンでの試合では、南アフリカが30-22でオーストラリアを下した。

前節敗れていたスプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)は、ハンドレ・ポラードがPGとコンバージョンを3本ずつ蹴り込み、トライ数三つで並んだ両国に違いをもたらした。

この結果、2試合を終えて全チームが1勝1敗で並んでいる。(c)AFP