【8月23日 AFP】女子ラグビーW杯イングランド大会は22日、英サンダーランドで開幕戦が行われ、開催国のイングランドは69-7で米国に圧勝した。

世界ランクキング1位で優勝候補のイングランドは、11本のトライを決め、粘り強く戦った米国を圧倒。昨年の世界年間最優秀選手に選出されたエリー・キルダン、ジェス・ブリーチ、途中出場のラーク・アトキンデイビスが2トライずつを記録した。

この勝利でイングランドは、ここ59試合での敗戦数を1のままにした。唯一の黒星は、2022年に行われたW杯決勝でニュージーランドに喫したものとなっている。直近6大会のW杯決勝で5度ニュージーランドに敗れているイングランドは、2014年大会以来のタイトル獲得に向けて大きなプレッシャーにさらされている。

1991年に初開催された女子W杯決勝での観戦者数はわずか3000人だったが、この日サンダーランドのスタジアム・オブ・ライトには、大会史上最多の4万2723人が詰めかけた。(c)AFP