【8月16日 CGTN Japanese】8月8日、世界初のロボット4S店が中国の首都・北京でオープンしました。4S店とは、販売・整備・部品・サービスの一体型店舗です。店内には、家庭のシーンを再現した展示コーナーや家庭での付き添いなどのサービスに活用できる様々なタイプのロボットが紹介されており、用途別の展示エリアと売り場が設けられています。

また、ロボット実演専用カウンター、産業用アプリケーション専用カウンターなど、複数のカテゴリー別展示があり、現在人気のある多種多様なロボットが並べられています。スタッフによると、ロボット4S店と自動車4S店の最大の違いは、ロボット4S店が単一ブランドの展示ではなく、複数ブランドを集めた「ロボットの展示・販売拠点」となっている点です。

現在、店内では医療用、産業用、コンパニオンタイプ、バイオニックタイプなど50種類以上のロボット関連製品が取り扱われており、「没入型体験・即時販売・サービス提供」が一体化した営業モデルが構築されています。ロボットの展示や販売だけではなく、組立やメンテナンス、アフターサービスをトータルで提供しています。

ロボット応用市場の拡大に伴い、こうした新しいサービス市場が急速に成長しています。これは産業エコシステムの高度化に新たな原動力をもたらし、生活に密着したサービスモデルを通じて、ロボット技術を人々の日常生活へと確実に浸透させているとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News