アルカラスが決勝進出、レヘチカと激突へ HSBC選手権
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【6月22日 AFP】テニス、HSBC選手権は21日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)はロベルト・バウティスタ・アグトとの同胞対決に6-4、6-4で勝利し、2度目の決勝進出を果たした。
アルカラスは、36本のウイナーと15本のサービスエースを決めて90分で同胞を退け、自己最長のマッチ17連勝を記録した。
アルカラスは2023年にウィンブルドン選手権前哨戦のこの大会を制した後、その数週間後のウィンブルドンで初優勝を果たし、昨年は同大会連覇を達成してグラス(芝)コートの強豪としての地位を確立している。
決勝で勝利すれば、スペインの選手としては2017年と2019年に勝利したフェリシアーノ・ロペス以来となる今大会2度目の優勝となる。
アルカラスは22日の決勝で、世界ランキング30位のイジー・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカはもう一つの準決勝で、英国のスター選手で第2シードのジャック・ドレイパーを6-4、4-6、7-5で破る金星を収めた。
レヘチカは初の決勝を目指したドレイパーを撃破。グラスコートでの決勝進出は自身初めてで、1990年大会を制したイワン・レンドル以来久しぶりに、チェコの選手としてこの大会の決勝に勝ち上がった。(c)AFP