「眠れない夜過ごした」 シナーが全仏OP決勝敗戦の悔しさ語る
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【6月16日 AFP】男子テニスのヤニック・シナー(イタリア)が15日、カルロス・アルカラス(スペイン)に敗れた全仏オープン決勝から、「何度か眠れない夜を過ごした」と語った。
シナーは史上最長の5時間29分に及んだ決勝戦で、2セットアップから三つのチャンピオンシップポイントを逃し、優勝トロフィーをアルカラスに明け渡した。
シナーは「何度か眠れない夜を過ごしたが、少しずつ良くなっていると思う」と語り、「テニスは人生で重要だが、家族や友人の方がもっと大切だ」「それでも、あの試合のことはよく考える」と続けた。
死闘となった全仏OP決勝の後は自宅へ戻り、「家族と過ごしてすごくリラックスできた。少しバーベキューをしたり、友達と卓球をしたりした」という。
「ごく普通の生活で、特別なことは何もない。いろいろあったときは、家に帰るのが好きなんだ。家や友だちといるとホッとする」
週明けからは、グラス(芝)コートシーズンの開幕戦であるテラ・ウォルトマン・オープンが始まる。シナーはこの大会で連覇が懸かっている。(c)AFP