【6月7日 AFP】男子テニス、世界ランキング6位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は6日、全仏オープンのシングルス準決勝で同1位のヤニック・シナー(イタリア)に4-6、5-7、6-7(3-7)で敗れた後、全仏でプレーするのはこれが最後になる可能性を示唆した。

通算24度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇る38歳のジョコビッチは、この日決勝進出を逃し、「ここでプレーするのは、これが最後になるかもしれない。分からない」「キャリアのこの時点において、あすはどうなるか本当に分からない。とにかく続けていくつもりだ」と語った。

歴代最多25回目のグランドスラム優勝を目指す次の機会は30日に開幕するウィンブルドン選手権となり、「もちろん、次はウィンブルドンだ。子どもの頃からのお気に入りの大会でもある」とし、「できる限りのことをして準備を整えていく。グランドスラムであと1勝するには、ウィンブルドンが最大のチャンスかもしれない。それか、速いハードコートのオーストラリア(全豪オープン)とかかもしれない」と意欲を示した。(c)AFP