広東省江門市と珠海市をつなぐ黄茅海大橋、12月に開通・中国
発信地:東京
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【12月13日 東方新報】中国南方の巨大経済圏「粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア、Guangdong-Hong Kong-Macau Greater Bay Area)」の主要な海上横断プロジェクトの一つである「黄茅海大橋(Huangmaohai Bridge)」が12月に開通する見通しであるとの公式発表が出された。
広東省珠海市(Zhuhai)と江門市(Jiangmen)をつなぐこの大橋は、両都市間の経済・貿易関係の強化と経済圏の協調的な発展を担う重要な交通インフラである。
このプロジェクトは「珠海経済技術開発区」の平沙鎮(Pingshazhen)から始まり、江門市の管理下にある台山市(Taishan)の斗山鎮(Doushanzhen)で終わる。全長31キロで、そのうち海上区間は14キロだ。
この巨大な双方向6車線(片側3車線)のプロジェクトには、2つの橋、2つのトンネル、サービスエリアが含まれ、開通後は、江門から珠海まで従来1時間かかった道のりが30分で到着できるようになる。
時速100キロ以上の速度で走行でき、100年の耐用年数で設計されている。
またこの大橋は、塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造の「斜張橋(cable-stayed bridge)」として世界最長の高速道路用の大橋である。(c)東方新報/AFPBB News