【6月9日 AFP】ウクライナ南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州で9日、「激しい戦闘」が起きていると、ロシア当局者らがテレグラム(Telegram)に投稿した。

 ウクライナの東・南部では大規模反転攻勢が間もなく始まるとみられており、既に始まったとするアナリストもいる。

 同州を占領しているロシア当局のウラジーミル・ロゴフ(Vladimir Rogov)氏は「現在、州内のオレホボ(Orekhovo)とトクマク(Tokmak)の間で激しい戦闘が続いている」と投稿。オレホボはウクライナ語ではオリヒウ(Orikhiv)と呼ばれる。

 ロシア側の従軍記者アレクサンドル・スラドコフ(Alexander Sladkov)氏も、同地域で激戦が展開されており、「敵(ウクライナ軍)は途方もない労力を無駄につぎ込んでいる。わが軍は持ちこたえている。前線は安定している」と投稿した。

 これらの情報について、AFPは独自に検証できていない。

 一方、ウクライナ軍はフェイスブック(Facebook)に、ザポリージャ州で「敵は引き続き守勢に立たされている」と投稿した。(c)AFP