【6月7日 AFP】ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州のロシア支配地域にあるカホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムについて、破壊後を捉えた衛星画像が公開された。衛星画像サービス会社プラネットラボ(Planet Labs)のスカイサット(Skysat)衛星によるもので、6日、破壊後に撮影された。破壊前の4日に撮影された画像と比較する。

 ウクライナ当局によると、カホウカダムの決壊により、40近くの大小の自治体で、全域もしくは一部が冠水した。1万7000人が避難を余儀なくされており、人道危機の懸念が強まっている。

 ウクライナによるロシアへの大規模な反転攻勢が取りざたされる中、ダム破壊の責任をめぐり、両国は互いを非難している。(c)AFP