【5月31日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)の武夷山国家公園科学研究観測センターは、研究者がこのほど園内で実施した生物資源基礎調査で新種の昆虫6種を発見したと発表した。6種はアミカモドキ科の武夷擬網蚊、尖吻擬網蚊、ユスリカ科の武夷倒毛揺蚊、双斑倒毛揺蚊、トビケラ目の扇刺合脉等翅石蛾、戈氏長肢蝶石蛾。研究成果は国際昆虫専門誌「Insects」に掲載された。

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 研究者は昨年6月から今年2月にかけ、園内の桐木、大竹嵐、楊梅墘などの地を流れる渓流から大量の水生昆虫サンプルを採集。成虫の体長は1~8ミリ程度と全体的に小型だった。研究者は採集した幼虫やサナギを現地で飼育することで成虫の標本を確保し、立体鏡や顕微鏡による形態的特徴の観察、形態学や解剖学、分子生物学など各種技術を用いた比較分析を通じて新種であることを突き止めた。(c)Xinhua News/AFPBB News