【5月30日 AFP】ロシア大統領府は30日、首都モスクワが複数の無人機による異例の攻撃を受けたことについて、ロシア軍の最近の攻撃に対するウクライナの「報復」だとする見方を示した。

 ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は「(ウクライナ国内の)司令部に対して行った非常に有効な攻撃に対する、ウクライナ政権の報復行為だということは明白だ」と主張。ただし、ロシア側の攻撃目標については明言しなかった。

 だが今回のモスクワ攻撃について、ウクライナのミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領府顧問は、自国政権とは「直接関係ない」とロシア側の主張を否定した。

 一方ロシア大統領府は、市民への「脅威」はないと強調。またウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は「リアルタイム」で報告を受けていたと明かした。(c)AFP