【5月16日 CGTN Japanese】中国初の小傾斜角軌道を周回する降水観測衛星風雲3号Gが初めて撮った画像が15日に公開されました。画像は搭載された機器6台によるもので、この雨雲の三次元階層図は、降水災害の観測や予報に役立つ見込みです。

 風雲3号Gは、業務に使用する降水量計測レーダー、マイクロ波画像形成機、中解像度スペクトル画像形成機、ナビゲーション衛星探測機の4機器以外に、試験用として近赤外線偏光多角度画像形成機、高精度スケラーの2機器を搭載しています。

 風雲3号Gは4月16日に、中国北西部のにある酒泉衛星発射センターで打ち上げられました。風雲3号Gは米国と日本が共同で打ち上げた降水量測定のための衛星に続く、3基目の国際的な降水量測定衛星です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News