(写真=コカ・コーラ提供)(c)NEWSIS
(写真=コカ・コーラ提供)(c)NEWSIS

【05月10日 KOREA WAVE】韓国の流通業界が、音楽を活用したマーケティングを展開し、注目を集めている。特定の雰囲気やコンセプトに合う曲を集めたプレイリストを積極活用するMZ世代(1980年代初め~2000年代初め生まれ)の趣向を反映したものだ。

コカ・コーラはグローバルアンバサダー「NewJeans(ニュージーンズ)」とのコラボレーションで新曲「Zero」を公開した。「コカ・コーラおいしい~」という歌詞と、多くの人になじみのある別名「コカ・コーラソング」のメロディーで独特の感性を伝えている。

NewJeans公式ユーチューブチャンネルでミュージックビデオも同時公開している。それぞれ別の世界に住んでいた少女たちが出会い、コカ・コーラゼロとともに楽しい思い出を作る――という話を盛り込んでいる。公開18時間で再生数420万を突破し、現在1400万ビューを突破している。

創立30周年を迎えた大型マート「イーマート」は、歌手のユンナやJukjae(チョクジェ)らと組んで「イーマートソング」を披露した。2000~07年に売り場で流れていた軽快な曲だ。

これを各アーティストの特色を生かしてモダンロック、ジャズなど4バージョンに編曲し、原曲とは一味違った魅力を披露した。

また、新世界インターナショナルのヘアケアブランドは、専属モデルの歌手ビビ(BIBI)とともに「こんにちはシャンプーです(IAM…)」を公式発売した。ビビが作詞・作曲に参加し、シャンプーになって愛する人を、香り高く輝かせてくれる――という内容を隠喩的に盛り込んだ。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News