BTSのソウルコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – SEOUL」の様子(写真提供=BIGHIT MUSIC)(c)news1
BTSのソウルコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – SEOUL」の様子(写真提供=BIGHIT MUSIC)(c)news1

【05月05日 KOREA WAVE】K-POP、ドラマ、ゲームなど韓国のコンテンツ関連輸出が昨年、過去最大の黒字を記録し、貿易収支改善に主要な役割を果たしたことがわかった。

全国経済人連合会(全経連)傘下の韓国経済研究院によると、昨年の国内コンテンツ産業(ゲーム・映画・放送・出版・漫画・音楽など)の売り上げは前年比7.6%増の146兆9000億ウォン(約15兆円)、雇用は1.6%増の65万7000人余りを記録した。韓国のコンテンツ市場規模は世界7位(2022年現在、韓国コンテンツ振興院)になった。

コンテンツ産業は広告部門を除いた全分野で黒字を記録。その規模はゲーム83億6053万ドル(約1兆1200億円)、音楽7億6124万ドル(約1023億円)、放送6億5724万ドル(約884億円)などが高かった。

コンテンツ産業の輸出実績はすでに主要製造業の実績を上回っている。昨年は130億1000万ドルで前年比1.5%増加し、代表的な輸出品である家電(80億5000万ドル)や電気自動車(98億2000万ドル)を大きく上回った。

韓国経済研究院のイ・スンソク副研究委員は「韓国のコンテンツ産業が世界のトップ5に入るためには、コンテンツ産業の生態系を作り上げ、K-コンテンツの価値と権限が保障されるよう知的財産を保護する必要がある」と強調している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News