【2月3日 AFP】英国のリシ・スナク(Rishi Sunak)首相は2日、ウクライナに戦闘機を供与するには「数年とは言わないまでも数か月」の訓練が必要だとの見方を示した。

 スナク氏は事前収録された首相就任100日目を記念してのインタビューで、英国は「必要とされる適切な支援について、常にウクライナ側と協議している」と述べた。

 その上で「(戦闘機は)非常に高度な装備品で、訓練には数年とは言わないまでも数か月はかかる」「われわれが願い、目指すのは、ウクライナがこの紛争に勝つことだ。勝利を確実にするには、装備品だけでなく、扱う能力や訓練、そして同盟国と連携も必要だ」と述べた。

 英首相官邸の報道官も1月31日、「英国の(ユーロファイター・)タイフーン(Eurofighter Typhoon)やF35といった戦闘機は非常に高度で、操縦訓練には数か月かかる」「よって、ウクライナへの供与は現実的でないと考えている」と述べていた。(c)AFP