【12月7日 AFP】サッカーポルトガル代表のフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督が、勝利した6日のW杯カタール大会(2022 World Cup)、決勝トーナメント1回戦のスイス戦でクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を先発から外した判断について、「戦術的な理由で、それ以上のものではない」と話した。

 サントス監督は、2日の韓国戦で途中交代となった際のロナウドの態度に苦言を呈していたが、そのことは無関係だとし、「言った通り、問題は解決された。解決済みだ。クリスティアーノ・ロナウドは世界最高の選手の一人で、プロフェッショナルにキャプテンとしてプレーしている。このチーム全体のことを考える必要があるだけだ」とコメントした。

 ロナウドを外すのはキャリアで最も難しい決断だったかという質問に対しては、「彼とは常に、非常に親しい関係を築いている。スポルティング(・リスボン<Sporting Lisbon>)にいた19歳の頃から、その後にこの代表チームでも、ずっと知っている」と答えた。

「ロナウドも私も、人間や個人としての側面と、監督と選手の関係とを混同したことはない。彼はチームにとって非常に重要な選手だ」 (c)AFP