【10月16日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(Zozo Championship 2022)は15日、千葉県印西市のアコーディア・ゴルフ習志野CC(Accordia Golf Narashino Country Club、パー70)で3日目が行われ、リッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)は通算14アンダーとして1打差の首位をキープ。3シーズンぶりの米ツアー優勝へ自信をのぞかせた。

 2019年のフェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2019)を最後に優勝から遠ざかっているファウラーは、5バーディー、1ボギーでスコアを4ストローク伸ばし、キーガン・ブラッドリー(Keegan Bradley、米国)と1打差の単独首位とした。

 メジャーで3回の準優勝があり、世界ランキング4位に立ったこともあるファウラーは、予選落ちに終わった前週のシュライナーズ・チルドレンズ・オープン(Shriners Children's Open 2022)など、調子が上がらなかった時期にも自信は失わなかったと話している。

 ツアー5勝を挙げているファウラーは、「ここ数年は間違いなくかなりつらい時期だった」と話し、16日の最終ラウンドに向けて「チャレンジを楽しみにしている」と意気込んだ。

「自分ならやれると信じているが、厳しくなるだろう。この3日間やってきたことを続けるだけだ」

 ブラッドリーも5バーディー、1ボギーを記録し、アンドリュー・パットナム(Andrew Putnam、米国)が2打差の3位、ビクトル・ホブラン(Viktor Hovland、ノルウェー)が通算11アンダーで3打差の4位につけている。

 前回王者の松山英樹(Hideki Matsuyama)は5バーディー、1ボギーで31位タイに浮上したが、首位とは10打差をつけられて、優勝は厳しくなった。松山は、連覇には奇跡が必要だと話し、「(スコア)50台を出さないと勝てないと思うので頑張る」とコメントした。(c)AFP/Andrew MCKIRDY