【10月1日 AFP】フィンランド軍は今週、代替滑走路に指定されている幹線道路でFA18戦闘攻撃機の離着陸訓練を実施した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて地政学リスクが高まり、フィンランドは北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けて動いている。

 毎年恒例の訓練は9月26日、首都ヘルシンキと北部を結ぶ主要幹線道路の一部を封鎖し、ヨウツァ(Joutsa)の町近くの幹線道路で行われた。フィンランドにはこうした代替滑走路が数十本ある。

 訓練の目的は、戦闘攻撃機の新人パイロットに代替滑走路での離着陸に慣れさせることにある。 

 責任者のベサ・マンティラ(Vesa Mantyla)氏は「訓練はうまくいった。予定より早く目的を達成できた」とAFPに語った。

 フィンランドは国土に占める森林割合が70%以上で、欧州で最も高い。軍はこうした地勢を活用し、戦時には戦闘機部隊の一部が森林に覆われた代替滑走路に離着陸するようになっている。(c)AFP