【9月30日 AFP】タイの憲法裁判所は30日、プラユット・チャンオーチャー(Prayut Chan-O-Cha)首相の任期が憲法に定められた上限を過ぎているとの野党の訴えを退け、任期が継続しているとの判断を下した。同首相は判断を下すまでの間、職務停止が命じられていたが、解除された。

 プラユット首相をめぐっては、野党などが2014年のクーデターで首相の座に就いたことから、任期を8年までとする2017年憲法に反しているとして訴えたため、憲法裁は8月、判断を下すまでの間、職務を停止するよう命じていた。(c)AFP