【9月30日 AFP】テニス、韓国オープン(Korea Open 2022)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は6-2、3-6、6-3でニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)を下し、準々決勝進出を果たすと同時に、2年連続のATPファイナルズ(ATP Finals 2022)出場を決めた。

 今季全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)と全仏オープン(French Open 2022)で準優勝しているルードは、イタリア・トリノ(Turin)で行われた昨年のATPファイナルズでは準決勝でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)に敗れた。

「今年もトリノで開催されるATPファイナルズの出場資格を得たというニュースを今知ったところだ。イタリアに戻るのを心から楽しみにしている。昨年はとても素晴らしい時間を過ごした。テニスにうってつけの国だ」

 シングルスの大会出場は、世界ランキング1位を奪取するチャンスがあった全米の決勝以来となったルード。しかし決勝では、ルードに勝った19歳のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が史上最年少で1位になった。

 アルカラスとラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はすでにランキング8位以内の選手が出場するATPファイナルズ出場を決めていた。シーズン最終戦は11月13日に開幕する。

 23歳のルードは、30日の準々決勝で西岡良仁(Yoshihito Nishioka)と対戦する。(c)AFP