【9月29日 AFP】イタリア審判協会(AIA)は28日、女性審判員のマリア・ソーレ・フェリエリ・カプーティ(Maria Sole Ferrieri Caputi)氏が今週末の同国セリエAで試合を担当すると発表した。女性が同リーグの主審を務めるのは初めて。

 7月にイタリア審判員の最高ランクに昇級したフェリエリ・カプーティ氏は、10月2日に予定されているサッスオーロ(US Sassuolo)対USサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)戦の主審を任されることになった。

 昨季はセリエC(3部)を担当していたが、昨年12月のイタリア杯(Italian Cup 2021-22)でカリアリ(Cagliari Calcio)戦を裁き、すでにセリエAのチームの試合を経験していた。

 男子サッカー界では女性審判の存在が浸透してきており、W杯カタール大会(2022 World Cup)でも3人の女性が主審に選ばれている。(c)AFP