【9月30日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)蘭州市(Lanzhou)城関区にある伏竜坪小学校では、休み時間になると一輪車で走り回る児童たちの姿があちこちで見られる。一輪車は平衡感覚を鍛える乗り物で、反射神経や敏しょう性を養い、柔軟性を向上させ、総合的なバランス能力を調整するのに役立つ。その独特の魅力からここ数年、愛好家が増えている。

 日本では1980年代から学校の体育の授業に取り入れられ、米国やドイツ、フランスでも小中学校の学習指導要領でスポーツ用具として採用された。中国では90年代になってから体育の授業に取り入れられ、その後、急速に普及が進んだ。

 同校の教員と児童らは2020年、一輪車の躍動感と敦煌文化の要素を融合し、独自に振り付けした一輪車ダンス「一夢敦煌」を考案した。芸術と体育両側面から、敦煌独自の歴史と人的・文化的な魅力を表現した。(c)Xinhua News/AFPBB News