【9月28日 AFP】ウクライナ4州で行われたロシアへの編入の是非を問う住民投票で、ロシアの選挙管理当局は27日、同国領内に滞在する有権者が投じた票の中間集計結果を発表し、賛成票が圧倒的多数に上っていることを明らかにした。

 通信社が伝えた選管当局のデータによると、開票率15%の時点で、ロシア在住有権者の96%以上が編入に賛成していた。

 ウクライナや同盟国は、住民投票は「偽物」であり、領土収奪の試みだと非難している。

 ロシア政府は、同国領内でも投票が行われたことについて、ウクライナ侵攻に伴い同国のロシア軍支配地域から多数の住民がロシアに避難していることが理由と説明している。(c)AFP