【9月28日 Xinhua News】中国工業・情報化部がこのほど発表した1~8月の太陽光パネル用圧延ガラス製造業の経営状況によると、生産量が拡大する一方で価格は低迷しており、コストの上昇により企業利益は低下した。同部は「企業の生産と経営は比較的大きな試練に直面している」とした。

 1~8月の新規生産能力は前年同期に比べ55・1%増加した。稼働企業の数は8月末時点で38社あり、溶解窯は113基、生産ラインは370本、1日当たり生産能力は6万8500トンとなっている。生産量は52・5%増の963万トンで、うち8月は前年同月比64・5%増の141万8千トンだった。8月末時点の平均在庫量は約29日分で、7月末より8日分増加した。

 1平方メートル当たりの平均価格は、2ミリ厚の製品が20・9元(1元=約20円)と15・6%低下、3・2ミリ厚も27・1元と8・0%低下した。8月は2ミリ厚が20・6元と前年同月比で10・3%上昇(前月比3・7%低下)し、3・2ミリ厚が26・7元と16・2%上昇(同3・3%低下)した。(c)Xinhua News/AFPBB News