【9月25日 AFP】冬季五輪で二つの金メダルを獲得した元アルペンスキー男子のアクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal)氏が24日、精巣がんの手術を受けたと発表。早期発見であったため術後の経過は「非常に良好」だと明かした。

 39歳のスビンダル氏は自身のSNSに、「検査、スキャン、そして手術と全てが非常に迅速に行われた」と投稿し、「そしてすでに1週間が経過し、術後の経過は非常に良好だと理解している。ひとえに、異変を感じたらすぐに医師に診てもらうという最初の判断のおかげだ」とつづった。

 2019年に現役を退いたノルウェー出身のスビンダル氏は、2010年バンクーバー冬季五輪のスーパー大回転、2018年平昌冬季五輪の滑降で金メダルを獲得している。

 世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships)では滑降、大回転、スーパー複合で計五つの金メダルを獲得。W杯では2006-07シーズンと2008-09シーズンに総合優勝を飾った。(c)AFP