【9月24日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は23日、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、5か月前の「不適切または暴力的」な行為で処分対象になったと発表した。

 ユナイテッドが0-1で敗れた4月9日のエバートン(Everton)戦後、ロナウドはサポーターの手から携帯電話をはたき落とした様子がネット上の動画で確認され、マージーサイド(Merseyside)警察から注意を受けていた。

 FAの広報担当者は「終了の笛が鳴った後、当該フォワードが取った行為は不適切または暴力的だった疑いがある」と説明した。

 37歳のロナウドは、スタジアムの通路に向かう際に起こしたこの出来事の後、自らの「感情の爆発」をソーシャルメディアで謝罪し、「フェアプレーとスポーツマンシップの印」として本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)での試合観戦にこのファンを招待していた。

 この件で処分が下されれば、ロナウドは今後のリーグ戦で出場停止となる可能性がある。

 ユナイテッドは発表文で、「クリスティアーノ・ロナウドに関するFAの発表を把握している」と述べ、「今回処分対象となったのを受け、当該選手をサポートしていく」との意向を示した。(c)AFP