【9月24日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2022)は23日、シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は4-6、2-6でリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)に敗れ、またしても早々に大会を後にした。

 元世界ランキング1位で通算2度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るムグルサは、ここ最近は悲惨な結果が続いており、深刻なスランプから抜け出せずにいる。今季は各大会で2勝止まりで、今月に入って世界ランクも10位圏外に落ちた。

 サムソノワは24日の準決勝で、中国の張帥(Zhang Shuai)と対戦する。ベテランの張はペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)との準々決勝を7-5、6-2で勝利した。

 急成長を遂げている19歳の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)も6-4、7-5でクレア・リュー(Claire Liu、米国)を下し、ベスト4入りが決定。準決勝で待ち受ける第4シードのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)は、第5シードのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)を6-7(4-7)、7-6(8-6)、6-1で退けた。(c)AFP