【9月23日 CGTN Japanese】中国国家統計局は22日、経済と社会の発展に関する報告を発表しました。

 中国の消費市場の規模は拡大し続け、社会消費財の小売総額は、2016年に30兆元(約605兆円)、2019年には40兆元(約806兆円)を超えました。さらに、2021年には2012年の2.1倍となる44兆元(約887兆円)に達し、過去最高を更新しました。

 経済成長における消費の寄与度は年々アップしています。2013~2021年、家計消費支出の年平均増加率は9%を超え、民間最終消費支出に占める家計消費支出の割合は70%前後で安定し、民間最終消費支出の経済成長への年平均寄与率は50%を超えました。とくに、2021年の民間最終消費支出の経済成長への寄与率は65.4%に達し、経済成長をけん引する最大の力となりました。

 また、この10年間で、インターネット、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)などの新技術の急速な発展により、オンラインショッピングやモバイル決済などの新業態を特徴とする新しいタイプの消費が拡大を続け、市場の活力が刺激され、消費のモデルチェンジとアップグレードが着実に進み、サービス消費が活況を呈しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News