【9月22日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2022)は21日、シングルスの試合が行われ、大会第1シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)や第2シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)女王で第8シードのエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)らシード上位勢が相次いで敗退した。

 2回戦に臨んだ世界ランキング4位のバドサは、急成長の10代の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に7ゲーム連取を許すなどし、1本もエースを奪うことができないまま3-6、2-6で敗れた。

 一方、全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)でベスト4に入るなど最近好調のガルシアは接戦を演じたが、マッチポイントを生かすことができず、張帥(Zhang Shuai、中国)に6-4、6-7(5-7)、6-7(5-7)で逆転負けし2回戦敗退となった。

 ワイルドカード(主催者推薦)として前日に来日したばかりのリバキナは1回戦で、リュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)に2-6、4-6で敗れた。

 前週にも大会に出場していたリバキナは、自身の過密日程について「とても難しい」とコメントした。

 第3シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は準々決勝進出を決めた。大坂なおみ(Naomi Osaka)は22日の2回戦でベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)と対戦する。(c)AFP/Andrew MCKIRDY