【9月21日 CGTN Japanese】北京で4日間の日程で開かれていた2022世界ICV会議が19日、閉幕しました。

 ICV(Intelligent Connected Vehicle)は、人工知能や高度な通信技術を用いて安全性の高い自動運転を可能とする自動車のことで、今回の会議では210社以上の出展者が新技術や新製品を展示しました。

 中国工業情報化部が発表した「中国自動車産業発展年次報告(2022)」では、「2021年は世界のコロナ禍が収束できず、自動車チップの供給不足が続いた。中国の新エネルギー自動車産業の発展は目覚ましい効果を挙げ、世界では自動車産業の電気化をリードする重要な力になった」と指摘されました。

 政府が新エネルギー自動車、特にICVに対して優遇策を講じるにつれて、中国のICV技術や規模は急速に向上しています。従来の自動車企業はインターネットや情報、通信会社と緊密に協力し、上海汽車 (SAIC)、東風汽車(DFG)、北京汽車 (BAIC)などはICV車種の発売に拍車をかけています。現在、中国にはすでに17のICV試験モデルエリアがあり、16の都市では3500キロ以上の道路のスマート化のグレードアップが完了しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News