【9月20日 CGTN Japanese】2021年、中国南西部、雲南省(Yunnan)のアジアゾウ15頭の「家族旅行」が世界の注目を集めました。現在、雲南省の生息地に戻ったゾウの群れは現地で保護され、移動の途中で生まれた2頭の子ゾウは元気に成長しています。

 中国国家林業・草原局の李春良(Li Chunliang)副局長は19日の記者会見で、「去年は15頭のアジアゾウが北上し、124日かけて1400キロ以上を移動し、最終的には元の生息地であるシーサンパンナ自然保護区に戻った。現在、ゾウの群れはのんびりと過ごしている」と述べました。

 また、李副局長は報道陣にゾウの群れの最近の写真を紹介し、「これはそのうちの4頭のアジアゾウで、2頭の母親ゾウと2頭の子ゾウだ。子ゾウは北上時に生まれ、当時の体重は100キロほどだったが、現在は推定体重300キロにも達している」と語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News