【9月20日 AFP】フランスサッカー連盟(FFF)は19日、負傷者が続出している同国代表で、キャプテンを務めるGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)とDFテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)が新たに故障者リストに入ったと発表した。

 UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)で22日にオーストリアと、25日にデンマークと対戦するフランスは、仏リーグ1のナント(FC Nantes)に所属するGKアルバン・ラフォン(Alban Lafont)とイングランド・プレミアリーグのアストン・ビラ(Aston Villa)でプレーするDFリュカ・ディニュ(Lucas Digne)を追加招集した。

 けが人が続出している世界王者フランスは、ロリスが右大腿(だいたい)部を、エルナンデスが右内転筋を負傷したことでさらなる戦力ダウンを強いられた。

 膝の手術からのリハビリを行っているポール・ポグバ(Paul Pogba)の不在に加え、フランスは今回の代表戦でプレスネル・キンペンベ(Presnel Kimpembe)やリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)、ヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)、キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)を欠く。

 フランスの不幸はさらに続き、ユベントス(Juventus)のアドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)が筋肉を痛めると、代わりに招集したブバカル・カマラ(Boubacar Kamara)も膝を負傷した。

 同代表歴代2位となる139試合に出場しているロリスの代わりには、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するマイク・メニャン(Mike Maignan)がゴールマウスを守るとみられている。

 今回はASモナコ(AS Monaco)のDFブノワ・バディアシル(Benoit Badiashile)やMFユスフ・フォファナ(Youssouf Fofana)、ドイツ・ブンデスリーガ1部、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)のFWランダル・コロムアニ(Randal Kolo Muani)が初招集となっている。(c)AFP