【9月18日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は17日、シーズン序盤の不振を受けて噴出するファンの解任要求を「楽しませてもらっている」とコメントした。

 18日に行われるACモンツァ(AC Monza)戦の前日会見で指揮官は、「またアレグリの解任について話せることをうれしく思う。とても恋しかった。私を楽しませてくれるのでなくて寂しかった」と話した。

「誰もがミスをする。まず私だが、確かに他の人よりも多くミスをするが、今は明確であることが必要だ」

 けが人続出でリーグ8位に低迷するユベントスは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)ではグループステージ開幕2連敗を喫した。

 2015~19年にチームをリーグ5連覇に導き、チャンピオンズリーグでは2回準優勝しているアレグリ監督は、「私やスタッフの仕事が結果でジャッジされるのは普通のことだが、私は自信があるし落ち着いている」と話した。

 ユベントスを率いるのは2度目となる55歳のアレグリ監督は、2019年にチャンピオンズリーグ早期敗退を受けて解任され第一次政権は終わった。

 一方昇格組のモンツァは、6試合で1ポイントしか獲得できずに最下位に沈んでおり、先日ジョバンニ・ストロッパ(Giovanni Stroppa)監督を解任したばかりとなっている。(c)AFP