【9月16日 AFP】ロシアに占領されたウクライナ東部ルガンスク(Lugansk)州で16日、爆発があり、分離派政権の検事総長と次官が死亡した。親ロシア派当局が発表した。

 自称「ルガンスク人民共和国」の指導者レオニード・パセチニク(Leonid Pasechnik)氏の報道官がメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、「きょう、セルゲイ・ゴレンコ(Sergei Gorenko)検事総長とエカテリーナ・ステグレンコ(Ekaterina Steglenko)次官がテロ行為により死亡した」と投稿。検察庁が標的とされたことについては、「キーウの政権があらゆる限界を超えたことを示している」との見方を示した。

 また、ここ数日、ウクライナ軍が優勢を主張している南部ヘルソン(Kherson)州では、砲撃が激化していると伝えられている。モスクワから派遣された南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州の親ロ派当局のウラジーミル・ロゴフ(Vladimir Rogov)氏は、ウクライナ軍がヘルソン市の市庁舎を攻撃し、死者1人、負傷者1人を出したと非難した。(c)AFP