【9月16日 AFP】ウクライナ警察は16日、同国東部でロシア軍から奪還した領土で、拷問に使用されていた場所を少なくとも10か所特定したと発表した。

 インタファクス・ウクライナ(Interfax-Ukraine)通信が報じたところによると、ウクライナ国家警察のイーホル・クリメンコ(Igor Klymenko)長官は、東部ハルキウ(Kharkiv)州の集落で「少なくとも10か所の拷問部屋が存在する」と説明した。

 同長官はロシア軍による戦争犯罪の可能性について捜査するため、この1週間で204件の刑事手続きを開始したと述べた。

 AFP取材班は、ウクライナ高官が集団墓地が見つかったと発表した後、ロシア軍から奪還した東部イジューム(Izyum)近郊の森で数百の墓を確認している。(c)AFP