【9月16日 AFP】欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は15日に公開されたインタビューで、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナでの戦争犯罪について、国際刑事裁判所(ICC)で裁かれるべきとの見解を示した。

 フォンデアライエン氏は独紙ビルト(Bild)のインタビュー動画で、「プーチンはこの戦争に負け、自らの行動に向き合わなければならない。これこそが重要だ」と述べた。

 さらに、ウクライナで戦争犯罪が行われたのは間違いないとして、ICCへの提訴を視野に「証拠収集を支援する」と述べた。

「このような犯罪を罰するのが、国際司法制度の原則だ。最終的に責任を負うべきはプーチンだ」

 プーチン氏がいつかICCに出廷するのかと問われると、フォンデアライエン氏は「実現可能だと信じている」と答えた。

 フォンデアライエン氏は同日、ウクライナの首都キーウを訪問した。(c)AFP