【9月12日 AFP】約3000人が犠牲になった米同時多発攻撃から21年を迎えた11日、米国各地で追悼式が開かれた。

 ニューヨークのロウアーマンハッタン(Lower Manhattan)にある「9.11記念博物館(National September 11 Memorial Museum)」での追悼式典では、犠牲になった一人ひとりの名前が読み上げられた。式典にはカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領とエリック・アダムズ(Eric Adams)市長が出席した。

 国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーにハイジャックされた3機目の旅客機が衝突した国防総省での式典には、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が出席。「誰かを亡くした人々にとって、21年間という時間はとても長くもあり、あっという間でもあったことを承知している」と演説し、花輪をささげて弔意を示した。

 4機目の旅客機が墜落したペンシルベニア州シャンクスビル(Shanksville)で行われた式典には、バイデン氏の妻のジル(Jill Biden)氏が参列した。(c)AFP