【9月5日 AFP】バドミントンのジャパン・オープン(DAIHATSU YONEX Japan Open 2022)は4日、各種目の決勝が行われ、男子シングルスでは西本拳太(Kenta Nishimoto)が、女子シングルスでは山口茜(Akane Yamaguchi)がそれぞれ勝利し、日本人選手がシングルスで同時優勝を果たした。

 第4シードの周天成(Chou Tien Chen、チョウ・ティエンチェン、台湾)を21-19、21-23、21-17で下した世界ランク21位の西本は、これまで国際大会の決勝で6度敗れていたがこれが初のタイトルとなった。

 28歳の西本は「率直にうれしい気持ち」があるのと同時に、国際大会での初優勝ということで「正直ホッとしています」とコメントした。

 一方、女子シングルスでは山口が第3シードの安洗塋(An Se-young、アン・セヨン、韓国)に21-9、21-15で勝利。東京で開催された前週のバドミントン世界選手権(TotalEnergies BWF World Championships 2022)に続き、これが今季3勝目となった。

 世界ランク2位で25歳の山口は「お互いに疲れている中で、どれだけ主導権を握れるかが重要だと思っていました」と振り返った。

「取りあえず限界までは自分のトップスピード、全力でいこうと思っていたので、最後まで押し通せたのが一番良かった点だと思います」

 混合ダブルスでは、渡辺勇大(Yuta Watanabe)/東野有紗(Arisa Higashino)組がタイのデチャポル・プアブラナクロー(Dechapol Puavaranukroh)/サプシリー・タエラッタナチャイ(Sapsiree Taerattanachai)組に21-16、21-23、18-21で敗れ、準優勝となった。(c)AFP