【9月2日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2022)は1日、第12ステージ(サロブレーニャからペニャスブランカス、192.7キロメートル)が行われ、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)が少人数の逃げ集団から抜け出し、区間優勝を果たした。

 総合首位につけるクイックステップ・アルファビニール(Quick-Step Alpha Vinyl)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)は、ゴールまで45キロ地点のカーブで落車したが、最終的には総合争いの他トップ4人が入ったメイン集団でフィニッシュ。チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)の前回王者プリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)を2分41秒差の2位に抑えてトップを維持している。

 さらに総合5位まではスペイン勢3人が続き、モビスター・チーム(Movistar Team)のエンリク・マス(Enric Mas)が3分3秒差で3位、イネオスのカルロス・ロドリゲス(Carlos Rodriguez)が4分6秒差で4位、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のフアン・アユソ(Juan Ayuso)が4分53秒差で5位につけている。(c)AFP