【8月30日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアロルディス・チャップマン(Aroldis Chapman)投手が前週末、脚に入れたタトゥーが原因で感染症になり、15日間の負傷者リスト(IL)に入った。本人は早期に復帰できるだろうと話している。

 チャップマンは前週、オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)とのシリーズに向けて敵地に乗り込み、初戦の25日には登板可能となっていたが、チームは27日、チャップマンをILに入れた。

 感染症になったのは、その前の週にきょうだいの写真のタトゥーを左脚に入れたのが原因だった。

 チャップマンはヤンキースが1-4で敗れた最終戦の28日、「少し怖かったのは確かだ」と明かし、「タトゥーは他にも入れているし、こんな経験は初めてだ。医者に要は『感染症だ』と言われた。少し熱も出た」と話した。

 その一方で「それほど時間がかかるとは思っていない」とも述べ、ア・リーグ東地区の首位を走るチームへの復帰がこれ以上延びることはないと考えているとコメント。「順調に回復して全ての野球活動ができるようになるまで、あと何日か待つだけだ」と語った。

 今季のチャップマンは開幕から10.1イニング連続で無失点を記録する好スタートを切ったが、その後左アキレス腱(けん)の炎症で約1か月離脱。直近24試合の防御率は7.08となっている。(c)AFP