【8月21日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2022)は20日、第2ステージ(スヘルトーヘンボスからユトレヒト、175.1キロ)が行われ、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のサム・ベネット(Sam Bennett、アイルランド)が激しい集団スプリントを制してステージ優勝を飾った。

 トレック・セガフレード(Trek Segafredo)のマッズ・ピーダスン(Mads Pedersen、デンマーク)が1車身差の2位、ベルギー国内王者に輝いたアルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin–Deceuninck)のティム・メルリエ(Tim Merlier)が3位に入った。

 第1ステージのチームタイムトライアルを制したチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)からは、マイク・テウニッセン(Mike Teunissen、オランダ)が4位に入り、チームメートのロベルト・ヘーシンク(Robert Gesink、オランダ)に代わって総合首位の赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を獲得した。

 総合勢では、ユンボのプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)がトップに位置し、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)が13秒差、クイックステップ・アルファビニール(Quick-Step Alpha Vinyl)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)が14秒差で続いている。

 2018年大会王者でチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ(Team BikeExchange-Jayco)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)は31秒差、ボーラのジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)総合王者ジェイ・ヒンドリー(Jai Hindley、オーストラリア)は41秒差となっている。(c)AFP