【8月15日 AFP】米大リーグ(MLB)、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)のドリュー・ラスムッセン(Drew Rasmussen)投手は14日、ボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)戦で9回に安打を許し、球団史上初の完全試合達成を逃した。試合はレイズが4-1で勝利した。

 味方の好守備に助けられることもなかったラスムッセンは完璧な投球を続け、8回まで6三振を奪い24打者を連続で打ち取っていた。しかし、9回表に先頭打者のホルヘ・マテオ(Jorge Mateo)に初球のカットボールを狙われると、左翼線にニ塁打を許した。

 マテオはその後ゴロの間に三塁まで進み、ラスムッセンの暴投に乗じて本塁に生還した。

 その後、再び暴投でブレット・フィリップス(Brett Phillips)を一塁に出すと、レイズのケビン・キャッシュ(Kevin Cash)監督はラスムッセンを降板させた。

 8回3分の1を投げて奪三振7、被安打1、失点1、87球でマウンドを降りたラスムッセンは、観客からスタンディングオベーションを受けた。(c)AFP