【8月14日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2022)は13日、第2節が行われ、ニュージーランドは終盤の2トライで南アフリカを35-23で下し、連敗を3で止めた。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)は敵地ヨハネスブルクで前回から大きく改善した内容を披露。試合時間残り6分で2点を追う展開となったが、デビッド・ハビリ(David Havili)のトライで逆転すると、さらにスコット・バレット(Scott Barrett)にもトライが生まれた。

 ニュージーランドは前節の南アフリカ戦を16点差で落とすなど、この試合まで直近6戦5敗だったが、形勢を変える勝利となった。厳しい批判にさらされていたイアン・フォスター(Ian Foster)ヘッドコーチ(HC)を解任危機から救う試合になったかもしれない。

 同様に厳しい目を向けられ、サム・ホワイトロック(Sam Whitelock)との主将交代もささやかれていたサム・ケイン(Sam Cane)は「誇りに思うと言うのでは全く言い足りない」と話し、「ここでのプレーは世界でも有数の厳しさで、ここに来ること自体がものすごく大きな挑戦だ。チームはレベルを大幅に上げた」と喜んだ。(c)AFP