【7月27日 AFP】モザンビーク北西部テテ(Tete)州の警察は25日、先天性色素欠乏症(アルビノ)の子ども3人を呪術の儀式用に売ろうとしたとして、父親とおじを逮捕したと発表した。

 警察によると、父親とおじは9~16歳の子ども3人を隣国マラウイに連れて行き、約4万ドル(約550万円)で売る計画を立てていたとみられる。警察は匿名の情報提供を受けて先週末、3人を救出した。

 父親とおじは事件への関与を否定している。

 サハラ以南のアフリカ諸国の一部では、アルビノの人の体の一部は幸運と富をもたらすと信じられており、アルビノの人が襲われる事件が相次いでいる。(c)AFP