【7月17日 AFP】ラグビーテストマッチが16日、豪シドニーで行われ、イングランドが21-17でオーストラリアを下し、今シリーズ2勝1敗で勝ち越しを決めた。イングランドのエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は試合後、チームは「良い方向」に進んでいると考えていると話した。

 イングランドは3-10とリードされたところから18連続得点で主導権をつかむと、最後はオーストラリアの追い上げをかわした。

 今年のイングランドは不振が続き、来年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)を前に重圧が高まっていたジョーンズHCにとっては、是が非でもほしいシリーズ勝ち越しだった。

 ジョーンズHCは試合後、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し「われわれは今回のテストでもベストの出来ではなかったが、戦うことをやめずに踏ん張った。特に交代で出た選手の守備がこの結果をもたらしてくれたと思う」とコメント。

「非常に前向きなステップ。常にチームは良い方向に進んでいる手応えはあった」と話し、「それが結果に反映されないこともある」と付け加えた。(c)AFP