【7月11日 AFP】韓国軍合同参謀本部は10日、北朝鮮が同日午後6時21~37分(日本時間同)ごろに放射砲(多連装ロケット砲)を発射したもようだと発表した。

 韓国軍は、北朝鮮の放射砲とみられる「航跡」を確認したと説明。「監視と警戒を強め、米韓の緊密な協力を維持して備えを徹底している」とした。

 韓国大統領府の国家安保室も、追加発射の可能性に備えて状況を「注視」していると表明した。

 米韓当局は、北朝鮮が7回目の核実験を行う可能性があるとして警戒を強めている。

 米韓は14日まで10日間の合同軍事演習を実施中。米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35Aも6機、参加している。F35Aの韓国への展開が公にされたのは2017年以来。(c)AFP